研修生のページ





 

平成231024日(月)

 

札幌競馬場見学

 

 題名の通り札幌競馬場に行ってきました。僕はあまり競馬を見ないので、競馬場に来たのも3回目くらいでした。ただ昔見ていた頃に「行ってみたい」と思っていた競馬場の裏側にまで、今回は踏み込むことができました。

 まずゲート裏に行きました。当然、馬場の中にも入らせていただき、ゲート裏で芝のコンディションをリポーターが伝えていた所に、返し馬を終えた出走馬が次々に集まってきました。なんとも言えない感動でした。また、見学は2コーナーのあたりの場所でしていましたが、レースでラフプレーが有ったのかジョッキーの大きな声が飛び交っていました。命がけの勝負なので仕方ないのでしょうか・・・慣れていない僕にとっては少し怖かったです(笑)。

 次に装鞍所に入りました。ここは基本的に出走するレースの70分前までに出走馬を連れてこないと過怠金をとられるそうです。ドーピングコントロールが狙いで、他の国にはこういう場所はほとんど無いそうです。馬体重を計り馬の状態をチェックし、規定された蹄鉄であることを確認し、最後にマイクロチップを読み取り馬自体が間違えて連れてこられていないかも確認していました。

 最後に検量室を訪ねました。勝負の世界なのでもっと殺伐としているのかと思っていたのですが、ゆったりとした雰囲気でした。あまり競馬を見ない僕でも分かる名の知れた騎手の方々がたくさんいて緊張してしまいました。

憧れていた世界の裏側に踏み入れることができて、もう一度ここに帰ってきたいと思いました。この気持ちを強く持ちこれからの研修も頑張っていきます。

(研修生:とウマ)

 

     なかなか立ち入ることのできない裏側を見学できて、研修生も更に意欲がわいた様子。

これからの研修にも力が入りますね!!       

(養成担当:Y

 

 

ゲート裏にて見学中                                  札幌競馬場見学と一緒に、牧場見学も!

 

 

 

平成231018日(火)

 

夏の思い出

 

 夏の思い出について・・・研修を受けている浦河という町では夏季にもかかわらず夏だ!と感じる日数がとても少なかった印象があります。真夏の様な日が続いた時は、個人部屋にクーラーが無いため寝苦しい時もありましたが、まだ我慢できる暑さでした。研修生の中には扇風機を買ったり送ったりしてもらう者もいて、自分も欲しいなぁと思った事もありましたが、『夏はすぐに終わる』という教官や寮監の言葉を信じて我慢する事にしました。

 ちなみに北海道(浦河よりもっと東の方)出身のK教官が、小さい頃はお盆休みにストーブを焚いていたと言うから驚きです。その当時と比べれば、夏はあるのでしょうけれど、それでも2週間くらいあるかないかという程度です。私の様な暑がりには北海道という気候風土が合っているのかもしれません。

 もう一つ思い出というか印象に残っているのは、研修生が使う冷蔵庫の中。毎週金曜日と土曜日に買い出しがあり、その時に殆どの研修生がアイスクリームを買っていました。そして、1台5名程で使う冷蔵庫の冷凍室は一杯になります。アイス以外も入れるものがあるので、たまに入り切らなくて困ったこともありました。でも、1日の研修後やお風呂上がりに食べるアイスが楽しみで、買い出しの度に買っていたというエピソードも思い出します。

(研修生:T

 

☆浦河は夏は比較的涼しく、冬は暖かい地域です。夏が2週間・・・それはT君ちょっと言い過ぎ?!(笑)でも、本州の方にとっては真夏でも初秋くらいの気候に感じるかも。

ちなみに、前期生が昨年の夏祭りで持って帰ってきた金魚(アラン)は元気に成長中・・・

1年経つのも早いものです。しみじみ・・・        

(養成担当:Y

短かった夏・・・青々と茂った草木も懐かしい。

 

 

葉っぱに隠れるアラン                                            たぶん10cmオーバー・・・?!

 

 

 

平成23107日(金)

 

研修生活の前半を終えて

 

先日、BTC育成調教技術者養成研修の体験入学会が行われ、ホースマンを夢見る様々な年齢の方がここの研修現場を訪れました。思えば一年前、私もこの体験入学会に参加し、BTCの研修生となることを心に決めたのでした。その時に見た第28期の先輩方の騎乗には大変心を打たれ、いつか自分もこの様に上手に馬を乗りこなしてみたいと思っていました。

4月、私達は第BTCの29期生として入講し、8月、第30期生になるであろう体験入学生の皆様に騎乗風景を披露しました。入講当初は経験の差がとても大きく、騎乗技術によりグループに分かれて訓練を行っていましたが、気が付くとグループは無くなっており、皆が同じ訓練を行っていました。最初は覆馬場でのみ行っていた訓練も、角馬場・走路・BTCの調教施設と徐々にステージを変えての訓練となっていき、新しい場所で行う訓練の不安や興奮は今でも鮮明に思い出す事ができます。

もう研修生活の前半は終わってしまいますが、「早い」この一言に尽きます。思い返してみると、私達の騎乗技術の上達は確かにすごい事なのかもしれません。しかし、まだまだ足りないという気持ちで一杯です。まだ学ぶべき騎乗方法・行っていない調教場所、本当に多いです。これから私達の研修は後半へと突入します。後半も恐らくあっという間に過ぎてしまうのだと思います。悔いの残ったままの卒業だけはしたくないので、可能な限り教官方の教えを引き出して、技術を盗んでいくつもりです。よろしくお願いします。そして、仲間でありライバルである第29期の皆さん、研修生活後半も共に励まし合い、競い合いながら頑張りましょう!!

(研修生:こば)

 

☆後半に突入する頃は、どうしても気持ちが緩みがちになります。もう一度初心に返って、怪我のない様に切磋琢磨しながらがんばりましょうね!! 

  (養成担当:Y

 

 

半年で広い場所でも騎乗出来るようになりました。                               若馬の馴致実習も始まりました。        

 

まだまだ出来ないことも多いですが・・・