|
世界的な潮流となっている競馬の国際化・自由化の波の中で、日本中央競馬会(JRA)は日本の馬づくりにおいて大きく立ち遅れていた育成・調教の強化をはかり「世界に通用する馬づくり」と軽種馬生産者の経営基盤の安定に寄与するため、北海道・浦河町に大規模な日高育成総合施設軽種馬育成調教場を建設しました。
財団法人軽種馬育成調教センター(Bloodhorse Training Center)は競走用馬の資質の向上を図り安定的な競馬の発展に寄与するとともに、育成調教技術者の養成及び育成調教技術の改善・普及、引退名馬のけい養展示等を行うことにより、優秀な競走馬資源をかん養し、もって軽種馬生産の振興を図ることを目的として、平成3年3月15日に設立され、この日高育成総合施設軽種馬育成調教場の運営・管理についてJRAから委託されている公益法人です。
施設の総面積は1500ha。イギリスのニューマーケット、フランスのシャンティなどに匹敵する広大な草原を利用したグラス馬場や本格的な追い切りが可能な直線1800mに及ぶ芝馬場を中心に、1600mと800mのトラック馬場及び1600mと1200mの直線砂馬場、屋内のコースとして1000mの直線ウッドチップ馬場・600mトラック砂馬場・1000m坂路馬場があり、若馬の鍛錬の場として世界に誇れる施設といえます。
また、競馬先進国に比べ特に産地における馬取り扱いの技術者が不足している現状から、当センターの事業の一つとして育成調教技術者を養成する事業を行っており、修了者は各地の牧場に就労して高い評価を得ています。
※「軽種馬(けいしゅば)」とは馬のうち「サラブレッド」「サラブレッド系種」「アラブ」「アングロアラブ」「アラブ系種」の5種類を指します。
|